せいこーうどく。

ゼロから始めるフリーダムないなか暮らしの記録

f:id:kodai1988:20160822211111p:plain 新潟県十日町市より。フリーダムに生きるための田舎暮らしブログ f:id:kodai1988:20160822211206p:plain

パニック障害に勝つために15年間戦い続けてわかったこと。

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パニック障害と戦い続けてきましたが…

サムネオチってやつですね。はい、無理です。

中学時代から15年間パニック障害と戦ってきましたが、今のところ全敗と言っていい戦績です。

昨日の朝、久しぶりにキツイのが出たのでほぼ一日中なにもできませんでした。

 

勝てる相手ではないということがわかったのは前進ですね!(ポジティブに)

 

ただ、パニック障害とより良いお付き合いをするためにできることはあります。

同じように苦しんでいるあなたが、少しでも前向きになれることを願って書いてみます。

 

 

 

そもそもパニック障害とは?

パニック障害は、突然起こる激しい発作、強い不安感に襲われる病気です。

症状は人によってさまざまであり、激しい動悸、めまい、発汗、頻脈、止まらない震え、過呼吸などがあります。

これらは10分から1時間ほどで収まりますが、検査をしても身体的な異常は特に見つかりません。

 

僕の場合は、背中が汗でぐっしょりになります。その間、強烈な孤独感に襲われて涙が止まらないので、泣き腫らした目は真っ赤に充血。

どこかの井戸から這い出てきた幽霊のような顔になっちゃいます。どうも、貞男です。

頭の中はもやがかかったように真っ白になって、思考力や判断力が100分の1くらいに落ちます。なので、パニックの発作が起きたらトイレや車に立てこもることが多いです。

 

 

 

 

予期不安と広場恐怖

だから、トイレなどいざという時に一人きりになれない場所に行くのがめちゃくちゃ怖かったですし、誰かといっしょに行動するのも基本的に苦手でした。

 

この、いつパニックの発作が起こるかわからない不安を予期不安といいます。

また、予期不安によって人前に出るのが怖くなったり、外出することができなくなってしまうことを広場恐怖といいます。

 

パニック障害でつらいのは、発作そのものよりもこの予期不安と広場恐怖です。

発作はおとなしくしていれば過ぎ去りますが、予期不安と広場恐怖によって対人関係がこじれたり、学校や職場に行けなくなったりします。

 

 

 

パニック障害はメンタルの病気ではない

パニック障害は、身体的な異常が見当たらないのでメンタル的な病気と思われがちです。

僕も長いこと、自分の考え方に問題があるからパニック障害になったんだと思っていました。メンタルを鍛えて、他の人と同じように思考できればパニックは治せるんじゃないか。

 

だから、家族にも友人にもパニック障害をカミングアウトしませんでした。

これは自分が情けないからパニック障害になってしまったんだ。パニックを起こしているのはみっともないことだ。という思い込みがあったんですね。

いや、授業中とかに大汗かいて抜けることが多かったから「なんかアイツ変だなー」とは思われてたかもしれませんが…。

 

しかし、パニック障害はメンタルの病気ではなく、体質によるところが大きいらしいです。いわば花粉症みたいなもの。

 

メンタルを整えればパニックにならないぞ!っていうのは、ムキムキに筋肉を鍛えればインフルエンザにならないぞ!っていうくらい根拠がない考えなのですね。

 

 

 

パニック障害とうまく付き合うために

僕は、薬を飲むことで発作の回数は減ってきています。

ですが、季節や天候、時間帯などによってパニック発作が起こりやすいタイミングがあります。

 

パニック障害とうまく付き合っていくために、自分がどういう状況下でパニックを起こしやすいのかは知っておくべきです。

 

もし、その条件を避けられるようなら避ければいいですし、あらかじめパニックになってもいいような行動をとることができます。

 

僕の場合は、朝の10時前後、低気圧の日、6月、12月、美容院、ゲームセンター、人口密度の高い場所、暑い場所、香水やインクの匂いなどがパニックの誘発条件になっている気がします。

あらためて書き出すと多いなぁ…。

 

 

 

パニック障害をカミングアウトすれば対処しやすくなる

僕は今年、職場のスタッフ全員にパニック障害をカミングアウトしました。

というか、もう仕事できないくらい悪化して隠し切れなくなったというのが正確です。

 

打ち明けるのは怖かったですが、カミングアウトして良かったと思っています。

社長や上司はもともと知っていましたが、スタッフみんなが理解しようとしてくれて嬉しかった。

 

なにより、気兼ねなく(?)パニックを起こせるようになったことで、予期不安がどうでもよくなったんですよ。

僕がミーティング中で突然泣きながらトイレに駆け込んでもほっといてくれましたし、出社できないときは正直に「無理です」と連絡できるようになりました。

 

結局、去年からパニックの悪化が顕著なので仕事を辞めることを申し出たのですが、現在もその職場で働き続けています。

正社員ではなくなりましたが、アルバイトとしてネットを使ってできる仕事や、非常勤講師として働いています。

 

僕の場合、「やりたいことをやるために仕事を辞める」というのは後付けの理由で、「パニック障害を抱えて働くのがしんどいから仕事を辞める」というのが本当の理由でした。そんなので円満退社できるわけないという覚悟もしていました。

 

それでも、出勤しなくていい仕事を振ってもらっているおかげで、大いに助かっています。

決まった時間に出社する必要がないので、合間の時間を使ってちょこちょこ仕事を進められています。これは僕にとってはとてもありがたいことです。

 

 

 

パニック障害まとめ

いつどこで起きるかわからないパニックを抱えて生きていくのはしんどいですよね。

まずは、パニック障害は心ではなく、体の病気だと知ること。規則正しい生活や、健康的な食事を心がけましょう。

 

思い返せば、僕のパニック発作が本当に酷かったころは食事がめちゃくちゃでした。

夜中も勉強するためにすべての飲み物をインスタントコーヒーにした高校時代…。

3日分の食事をコンビニで買って、それを一回で全部食べて泣きながら眠る引きこもり時代…。

こんな食生活でメンタルを鍛えても治るわけがないですよ。

病は食から。食べるという字は、人が良くなると書きます。

 

もし可能ならば、勇気を出してパニック障害であることを周りに伝えてみてはどうでしょうか。

周りに一人でも理解者が見つかれば、それだけで気持ちが楽になります。パニック障害でも働ける方法を話し合ったり、理解が得られないようなら転職するのもアリだと思います。

 

パニック障害の人たちに一番必要な支援は、他の人と同じように働けるようになることではなく、パニック障害を抱えながらでも働ける方法をつくり上げることだと思います。

 

パニック障害であることで自分を責める必要はありません。

長いお付き合いになります。無理をせずに、あなたにとって一番いい生き方を探していきましょう。