せいこーうどく。

ゼロから始めるフリーダムないなか暮らしの記録

f:id:kodai1988:20160822211111p:plain 新潟県十日町市より。フリーダムに生きるための田舎暮らしブログ f:id:kodai1988:20160822211206p:plain

現地を知る人に聞いた、アジア途上国の貧しい農村のリアル。

昨晩は金沢のゲストハウスpongyi(ポンギー)に泊まらせていただきました。

pongyiは一人の宿泊ごとに、100円をアジアの途上国支援のために寄付する活動をしています。

そこで聞いたアジアの貧困国の現実、そしてその現実を変えようとする人の話です。

ミャンマーの農村から日本の大学へ

Aさんはミャンマーの貧しい村で生まれ育ちました。

資源も乏しいため働き口もなく、満足に勉強することもできない厳しい環境。

それでもAさんは勉強に励み、現在は日本の大学で学びながら、故郷を支援する活動をしています。


Aさんは、活動の様子をブログに記録して支援者に公開しています。

一般公開すると、知らないところで直接その村との支援をしようとする事態が起きる恐れがあるので、現在は一般公開していません。

軍事政権のころでは民間で建設しているパゴダ(寺院)が、完成目前になって政府に没収される。
そんなことがまかり通る国でした。

それでもひたむきに、強い芯と野望持って邁進しています。



当たり前に屋根があって、当たり前に食べ物がある生活。

それが当たり前ではない人々が、世界には数多くいるということを、改めて知りました。


ココナッツオイルブームの影に

ここ数年、日本でココナッツオイルがブームになりました。
以前からココナッツの産地であるミャンマーでは生産が盛んになっています。

ココナッツを日本向けに販売すればお金になる。
農村の人々はこぞってココナッツを収穫しては、片っ端から輸出してしまいました。

それが過熱する余り、まだ若いココナッツの実さえも収穫されてしまっています。
これではオイルの質も低下してしまいます。
しかも、自分たちが使うココナッツまで売ってしまい、次の世代へ残すココナッツの木も減少しています。

ひとりの働き手にぶら下がる家族

外的要因だけでなくミャンマーの文化的にも豊かになれない要因はあります。
そのひとつが「ぶら下がり」。

ぶら下がりとは、家族で誰か一人が働くと、他の家族は労働しないというもの。
病気なわけでもなく、家庭を守るのに手一杯なわけでもないけど労働しない。

複数の人間が働けば収入が増えるのはわかっていても、そうする気にならないそうです。

憶測でしかありませんが、弱者は搾取され続ける長い歴史の中でそうなったのかもしれませんね。


ただ、ミャンマー民主化を進めるアウン=サン=スーチーさんが支持を集めているように、少しずつ変化の兆しはあるようです。
「母が働きはじめた!」と嬉しそうに話してくれた青年の話も聞きました。

日本にはない本当の「貧困」

健康で、食べ物があって、屋根があって。
そんないまの生活が、世界のスタンダードではない。

頭ではわかっていたつもりでしたが、現地を知る人の語る言葉はとても重みがありました。


ぜんぶまた聞きでしかありませんが、じぶんの目で見て、現地を知りたい衝動に駆られています。
やりたいことがまたひとつ増えました。